ソニーグループの半導体子会社、ソニーセミコンダクタソリューションズは5月31日、熊本県合志市に新工場を建設すると明らかにした。同社の主力製品であるイメージセンサーを製造する。

同社は2023年5月の事業説明会において、熊本県合志市に約27万平方メートルの土地を取得することを発表していた。同所はイメージセンサーを製造する熊本工場(熊本県菊陽町)から西に1.5kmほど離れた土地で、県内2カ所目となる。なお、熊本工場の隣接地には台湾・TSMCの子会社であるJASMの工場が今年の2月より稼働を開始しており、2024年内に量産開始を予定している。新工場で使用するロジック半導体についてもJASMから供給を受ける予定である。

ソニーセミコンダクタソリューションズの清水照志社長によれば、新工場は主に将来のスマートフォン向けイメージセンサーの需要増に備えるものと説明。4月に既に着工済みであるものの、製造装置の搬入を含めたライン設営に向けた投資については、「今後の(イメージセンサーの)需要動向を慎重に見極めながら判断する」とし、完成時期や量産開始時期についての明言は避けた。