独Infineon Technlogies社は2022年11月14日、取締役会が独Dresden工場への300mmウェーハ対応新棟建設を承認し、2023年秋から建設を開始することを発表した。新工場への投資額は50億ユーロを計画している。European Chips Act(欧州半導体法)を通じての十分な資金調達、さらにザクセン州を初めとする自治体からの支援が見込める。
アナログ/ミクストシグナルIC、パワーICの生産拠点となり、2026年秋の稼働開始を予定している。フル稼働時には年間で50億ユーロ程度の売上高を見込む。新棟の稼働により新たに1,000名の雇用創出が期待できるとしている。
SiC、GaNについては、Villach、Kulimで強化を進め、2025年までには生産能力を10億ユーロにまで引きあがれげる。さらに2027年までには現在の10倍となる3億ユーロにまで強化する計画である。