半導体世界最大手の韓Samsung Electronics社は2023年1月6日、2022年第4四半期(2022年10月〜12月)の業績見通しを発表した。同期売上高見通しは70兆ウォン、営業利益は4兆3,000億ウォン(いずれも連結ベース)。売上高は前年同期比8.58%減、前四半期比8.83%減。営業利益は前年同期比69%減、前四半期比60.37%減となった。営業利益は2014年第3四半期(2014年7月〜9月)以来、8年ぶりの低水準となる。
同社は減収について、「主力事業であるメモリ事業については、顧客の在庫調整が厳しくなり、同四半期の需要が予想以上に減少した。サプライヤの在庫増に伴い、メモリ価格が低下したことも影響した。また、スマートフォンの売上高が落ち込んだことにより、モバイル部門の利益も減少した」としている。