米Micron Technology社は2022年12月21日、2023年8月期第1四半期(2022年9月〜11月期)業績を発表した。同期売上高は40億8,500万米ドルで、前年度同期比46.9%減、前期比は38.5%減となった。営業損益は2億900万米ドルの損失で、前年度同期からは28億4,000万米ドルの悪化、前四半期からは17億3,000万米ドルの悪化となった。純損益は1億9,500万米ドルの損失。前年度同期からは25億100万米ドルの悪化、前四半期からは16億8,700万米ドルの悪化となった。同期設備投資額は24億7,000万米ドルとなった。
製品別では、DRAMが売上高の69%、NAND型フラッシュメモリが同27%を占めている。DRAMの売上高は前年度同期比49%減、前四半期比41%減、ビット出荷量は前四半期比で20%台半ばのダウンとなった。NAND型フラッシュメモリは、前年度同期比41%減、前四半期比35%減、ビット出荷量は前四半期比10%台半ばまで低減した。
事業別動向では、コンピュータ&ネットワーキング(CNBU)事業の売上高は17億4,600万米ドルで、前年度同期比48.7%減、前期比40.4%減。組込事業(EBU)の売上高は10億米ドルで、組込事業(EBU)の売上高は10億米ドルで、前年度同期比13.0%減、前期比23.3%減。ストレージ事業(SBU)の売上高は6億8,000万米ドルで、前年度同期比40.9%減、前四半期比23.7%減。モバイル事業(MBU)の売上高は6億5,500万米ドルで、前年度同期比65.7%減、前期比56.7%減となった。
2023年度第2四半期(2022年12月〜2023年2月)は、売上高は前年度同期比51%減の38億米ドル±2億米ドル、粗利益率は7.5%±2.5%と予測している。2023年8月期通期の設備投資額は70億〜75億米ドルを計画している。