米Micron Technolgy社は2020年6月26日、2020年度第3四半期(2020年4月〜6月)の業績を発表した。同期売上高は54億3,800万米ドルで、前年度同期比13.6%増、前期比13.4%増となった。営業利益は8億8,800万米ドルで、前年度同期比12.1%減、前期比は倍増となった。純利益は8億300万米ドル、前年度同期比4.4%減、前期比は倍増となった。設備投資額は59億4,300万米ドルとなった。
DRAMの売上高は35億8,700万米ドルで全社売上高の約66%を占めている。前年度同期比6%増、前期比16%増となった。ビット出荷量は前期比で約10%増となった。
NAND型フラッシュメモリの売上高は16億6,500万米ドルで、全社売上高の約31%を占めている。前年度同期から50%以上の拡大、前期比では10%増となった。ビット出荷量は前期比で一桁台の成長にとどまった。
事業部門別売上高はモバイル事業部(MBU)が22億1,800万米ドルで、前年度同期比30%増、前期比21%増。ストレージ事業部が10億1,400万米ドルで、前年度同期比25%増、前期比17%増。組み込み事業(EBU)が6億7,500万米ドルで、前年度同期比4%減、前期比では3%減となった。
2020年度第4四半期の見通しは、売上高が575億〜625億米ドルとしている。設備投資は通期80億米ドルを計画している。