台湾の調査会社Trend forceが発表した2022年の第3四半期のDRAM市場は、生産量と価格が共に低下したことによって、前期比で29%減の181億9,000万ドルになったと発表された。

このマイナス成長率はリーマンショック時に次いで低い値を記録した。現在、半導体市場は、コンシューマ向けデバイス市場の低迷やインフレによる景気悪化懸念から企業の投資が控えめになることによってデータセンタ投資も想定より伸長おらず、2023年の1〜3月期に調整の底に達し、2023年上半期までは不振が続くという見方が大勢を占めている。