日本半導体製造装置協会(SEAJ)は2022年10月26日、2022年9月の日本製半導体製造装置の売上高(3カ月移動平均)を3,809億2,900万円と発表した。前年同月比は36.1%増となり、3ヵ月連続で30%を超える高成長となった。前月比も3ヵ月連続成長の9.7%増となった。
日本製FPD製造装置の売上高(同)は492億3,800万円。前年同月比24.0%増、前月比は7.9%増となった。2カ月連続で前年同月を上回っており、前年同月比が10%を超えるのは2021年9月以来1年(12カ月ぶり)である。

世界では半導体の需要低下が叫ばれ、メモリメーカを中心に苦境の決算が続いているが、今後の装置への投資には、調整期間以降に拡大する市場を見据えて大きな影響がないと言える。