中国の2022年8月の半導体生産量は、前年同期比24.7%減の247億個となったことが、中国国家統計局の調査で判明した。

中国では、2022年7月も前年同期比16.6%減と、半導体の生産量が継続的に減少している。今年の1〜8月の半導体生産量は、2,181億個で前年の同時期と比較して10%減少している。

この急減の原因は、新型コロナウイルスの封鎖措置や、電力不足による生産減少、更に景気の後退による懸念で、消費者心理の低下が原因であると見られる。

また、中国では2020年には2万3,100社、2021年には4万7,400社の半導体関連企業が誕生し、半導体産業ブームが到来しているが、その分今年の半導体関連企業の倒産も3,470箇所が閉鎖するなど、入れ替わりも激しくなっている。