台湾中央気象局によると、17日夜にマグニチュード(M)6.4の地震があり、18日には花蓮県でマグニチュード(M)6.9の大きな地震があった。台湾経済部は、TSMCを始めとした半導体大手が製造拠点を構える新竹、台南、台中のサイエンスパークでは停電や断水といった影響は無いと発表している。

台Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.(TSMC)、Micron Taiwan、台Siliconware Precision Industries(SPIL)、台AU Optronics Corp.(AUO)などの半導体大手は、大きな被害はないと発表している。台United Microelectronics Corporation(UMC)の劉志東最高財務責任者は、地震の影響で同社の半導体ファウンドリ設備の一部が停止したが、19日にすべての生産ラインが通常稼働に戻ったと述べた。