京セラは2022年8月17日、鹿児島国分工場に積層セラミックコンデンサ(MLCC)の生産能力増強に向けて新工場棟(第5-1-2工場)の建設計画を発表した。

新棟は既存の研究棟の跡地に建設する。2022年9月から既存の建物の解体を開始、2023年2月から新棟の建設を開始する。2024年5月から順次稼働を開始、MLCCの生産能力の増強を進める。
新工場棟は、建築面積7,197m²(鉄骨、6階建)、延床面積3万7,600m²。投資額は工場建屋と一部生産設備で約150億円を予定している。
生産は初年度(2024年5月〜2025年3月)で年間約100億円、次年度以降は約200億円を計画している。