京セラは2021年10月20日、鹿児島国分工場に第7-1工場、第7-2工場を新設することを発表した。新工場では、半導体製造装置で使用されるファインセラミックス部品の製造を行う。2021年11月から建設を開始する。第1工場は鉄骨2階建てで、建築面積は5,174m²、延床面積10,120m²。第2工場は鉄骨6階建てで、延床面積は37,497m²。第1工場は2022年10月から、第2工場は2023年10月から順次生産を開始する。2工場合計の総投資額は約110億円を計画している。両工場の稼働により、国分工場での半導体製造装置部品の生産能力をこれまでの約2倍にまで拡大する予定。
京セラでは、半導体製造装置向けファインセラミックス部品として、静電チャック/真空チャック、セラミックヒータ、ポリッシングプレート、チャンバ、搬送アームなどの製造、販売を行っている。