東京エレクトロンは2022年8月8日、2023年3月期第1四半期(2022年4月〜6月)業績を発表した。全社業績は売上高が前年度同期比4.8%増の4,736億5,400万円、営業利益は同17.1%減の1,175億1,900万円、純利益は同12.2%減の880億9,500万円となった。
半導体製造装置事業(SPE)の売上高は前年度比6.0%増の4,640億300万円、営業利益は同12.6%減の1,335億円となった。ロジック/ファンドリ向けが活発な設備投資に支えられ、売り上げを伸ばした。メモリ向け投資も堅調に推移した。売上高構成比率は、ロジック/ファンドリ向けが64%、不揮発メモリが20%、DRAMが16%となった。フィールドソリューション売上高は同15.4%増の1,072億円となった。
地域別構成比率は、日本が9%、北米15%、欧州13%、韓国18%、台湾21%、中国20%、東南アジア・その他が4%。
FPD製造装置(FPD)の売上高は同31.8%減の96億1,400万円、営業損益は6億1,500万円の損失となった。
2023年3月期通期見通しは、売上高が前年度比17.3%増の2兆3,500億円、営業利益は同19.5%増の7,160億円、純利益は同19.7%増の5,230億円としている。事業別はSPEが18.1%増の2兆2,950億円、PFDが同8.1%減の550億円としている。