ルネサスエレクトロニクスは2022年7月28日、2022年12月期第2四半期(2022年4月〜6月)業績を発表した。同期の全社売上高は3,771億円で、前年度同期比73.1%増、前期比8.9%増となった。営業利益は1,453億円で、前年度同期比136.6%増、前期比6.1%増。純利益は1,204億円で、前年度同期比126%増(2.6倍増)、前四半期比11.7%増となった。
事業分野別の業績としては、自動車向け事業は売上高1,683億円で、前年度同期比54.3%増、前期比6.4%増となった。営業利益率は36.3%となった。産業・インフラ・IoT向け事業は売上高が2,104億円で、前年度同期比96.8%増、前期比10.8%増となった。営業利益李は40.1%に向上している。
2022年度第2四半期の設備投資額は1,485億円となった。この中には甲府工場再稼働のための費用、約615億円が含まれている。なお、甲府工場再稼働に関しては、総額900億円の投資が計画されている。IGBT、パワーデバイスの製造工場として2024年上期に稼働を開始、2025年中にも量産を開始する予定。
2022年12月期第3四半期(2022年7月〜9月)の売上高は3,840億円±40億円を予想している。