米半導体製造装置大手のLam Research社は、2022年4月20日、2022年6月期第3四半期(2022年1月〜3月)業績を発表した。同期の売上高は40億6,000万米ドルで、前年度同期比5.5%増、前期比3.9%減となった。部品不足と新型コロナウイルスによるロックダウンの影響から、成長ペースが鈍化した。
売上高のうち、装置売上高は26億5,000万米ドルで、前年度同期比4.1%増、前期比3.3%減。カスタマーサポート関連・その他の売上高は14億900万米ドルで、前年同期比8.2%増、前期比5.2%減となった。
アプリケーション別売上高構成比率は、フラッシュメモリ(不揮発性メモリ)が39%、DRAMが27%、ファンドリが21%、ロジック/その他が13%となった。地域別売上高構成比率は、中国31%、韓国24%、台湾16%、日本9%、東南アジア9%、米国8%、欧州3%。
営業利益は11億9,200万米ドルで、前年度同期比からほぼ横這い(0.3%減)、対前期比では10.9%減。純利益は10億2,100万米ドルとなり、前年度同期比 4.6%減、前期比14.5%減。売り上げの鈍化に伴い利、利益も悪化した。
2022年度第4四半期については、売上高42億米ドル±3億米ドルと予想している。