2022年7月11日、紫光集団は、会社の株式および新しい取締役、監督者、およびマネージャーの商号変更登録手続きを完了したことを発表した。これによって元の株主であるTsinghua Holdings(清華ホールティングス)とBeijing Jiankun Investment Group(北京健坤投資集団)は完全撤退した。智路資本(ワイズロード・キャピタル)と建広資産管理(JACキャピタル)を中心に組成されたコンソーシアム(以下、「智広芯」という)は、紫光集団の株式の100%を引き受け、紫光集団の株式の引渡しは順調に完了した。

これまでの紫光集団の動きとして、2021年7月9日に、同社は破産を認め、2021年7月16日、北京第1中級人民法院(地方裁判所)は、Tsinghua Unigroup(清華紫光集団)の再編案を受理する判決を下した。紫光集団は中国の企業破産法に基づく破産・再編のプロセスに入った。また、2022年1月17日、 北京第1中級人民法院は、智広芯をTsinghua Unigroup(清華紫光集団)を含む7社の統合・再編の戦略投資家に裁定した。

2022年7月11日、同社は商号変更登録手続きを完了し、会社の株式の100%が智広芯の名義で登録され、支配株主はTsinghua Holdings(清華ホールティングス)から智広芯に変更された。当日午後、紫光集団と智広芯は、株式の引渡し会議を開催し、紫光集団の免許と経営管理事務をすべて智広芯に引き渡した。また、債権者に残りの現金による弁済は7月12日に全額支払われ、その資金は7月13日までに債権者の口座に到着するとしている。