米国半導体工業会(SIA)と中国半導体工業会(CSIA)は2021年3月11日、両団体の対話の窓口として、双方で「中米半導体産業技術貿易規制作業グループ(chaina-U.S. Semiconductor Industry Technology and Trade Restriction Working Group)」を設立することを発表した。米政府による中国企業への制裁などについて、対応策を話し合う予定。
同グループには、米中からそれぞれ10社の代表者が参加する。定期会合を年2回開く予定。米国などの輸出規制やサプライチェーンの維持、技術情報の漏洩防止などの技術や貿易の規制にかかわる政策の影響について話し合う。また、政府や企業への提案も検討するという。