フェローテックホールディングスは、5月23日、子会社のフェローテックマテリアルテクノロジーズが熊本県大津町内の土地3万5,000m²の土地を取得することを発表した。同地には48億円を投じて、半導体関連の工場を建設する。具体的な製造製品は今後詰めていくとしている。同工場は2022年6月に着工し、2024年6月の操業開始を目指すとしている。同工場では100人規模の雇用と、100億円規模の売上が見込まれるとしている。

熊本県内には、TSMCが新工場を建設中であり、これまでも東京エレクトロンが3月に子会社の合志事業所(熊本県合志市)に300億円を投じて開発棟を2024年秋に新設すると発表し、TSMCと取引があるコータ・デベロッパや洗浄装置の研究と開発を進める。材料では、半導体製造ガス供給装置を製造するジャパンマテリアルが4月14日、JASM近接地の工場を12億円で購入したと発表している。