東芝の子会社である、東芝デバイス&ストレージは、同社の一部事業所が、22日の未明に大分市を襲った最大震度5強の地震により、一部の装置が破損し、操業を停止したことを発表した。

影響を受けた事業所は、(株)ジャパンセミコンダクター 大分事業所。重大な破損は無いとしているが、一部の装置に破損が見られ、現在操業を停止し、生産への影響を確認中であるとしている。
同工場では、月産9万枚の150/200mmウエハを生産しており、マイコン、ディスクリートデバイス、ロジックデバイスが主要製品となっている。

その他、東芝デバイス&ストレージ社の九州の事業拠点である東芝マテリアル株式会社大分工場と、豊前東芝エレクトロニクス株式会社に関しては、地震の影響は無く、操業を継続しているという。