東京エレクトロンは2021年11月12日、2022年3月期第2四半期(2021年7月〜9月)および2021年度上期(2021年4月〜9月)業績を発表した。
2021年度第2四半期売上高は4,804億円で、前年度同期比6.3%増、前期比6.3%増となった。営業利益は1,382億円で、前年度比80.7%増、前期比では6.3%減。純利益は998億円で、前年度同期比17.8%増、前期比で0.5%減。設備投資額は145億円となった。
半導体製造装置(SPE)売上高は4,678億円で、前年度同期比41.1%増、前期比6.8%増。営業利益は1,530億円で、前年度同期比79.2%増、前期比横這い(2億円増)となった。
地域別では日本11.5%、北米13.2%、欧州4.3%、韓国20.0%、台湾21.9%、中国23.3%、アジア・その他が5.7%。
新規装置のアプリケーション別比率は、DRAM29%、不揮発メモリ18%、ロジック/ファウンドリ/その他が53%。
フラットパネルディスプレイ製造装置(FPD)売上高は125億円で、前年度同期比42.1%減、前期比からも10.6%減となった。
フィールドソリューション事業の売上高は1,205億円。このうちSPE向けは1,173億円、FPD向けは31億円となった。
2021年度の上期売上高は前年度比39.6%増の9,325億円、営業利益は同86.3%増の2,746億円、純利益は同78.7%増の2,002億円となった。SPE売上高は同42.5%増の9,057億円、FPD売上高は同18.2%減の266億円となった。
2021年度通期に関しては、全社売上高は前年度比35.8%増の1兆9,000億円。SPEが同39.9%増の1兆8,400億円、FPDは同28.3%減の600億円と予想している。SPEのアプリケーション別比率は、DRAMが22%、不揮発メモリが23%、ロジックファンドリ/ロジック・その他が55%と予想している。