SEMIは2021年4月26日、北米半導体製造装置企業の2021年3月売上高を発表した。同月の売上高は327億3,900万米ドルで、前年同月比47.9%増となった。前月比でも4.2%増となり、好調が続く。SEMIのAjit Manocah会長は、「最先端プロセス対応装置の需要が強く、北米半導体製造装置企業の売上高は成長を続け、過去最高の売上高となった」とコメントしている。 個別の北米半導体製造装置企業の業績も好調が続いている。Lam Research社の2021年第3四半期(2021年1月〜3月)の売上高は前年度同期比53.7%増の38億4,700万米ドルとなっている。決算期はずれるがAppleid Materials社(AMAT)の2021年度第1四半期(2020年11月〜2021年1月期)の売上高は同24%増の51億6,200万米ドル、2021年度第2四半期(2021年2月〜4月)も同36〜37%増を見込んでいる。
イオン注入装置メーカであるAxcelis Technology社の2021年度第1四半期(2021年1月〜3月)売上高も同11.6%増の13億2,700万米ドルと二桁増を記録している。
Teradyne社、KLA社の2021年度第1四半期(2021年1月〜3月)売上高はいずれも同11%増となっており、後工程、検査装置企業でも好調が続いている。