東芝は2021年5月14日、2020年度第4四半期(2021年1月〜3月)および2020年度通期(2020年4月〜2021年3月)業績を発表した。
2020年度第4四半期の全社業績は、売上高が前年度同期比3%増の9,549億円、営業利益は同18%増の804億円、同127%増の704億円となった。
半導体事業を含むデバイス&ストレージ ソリューション事業の売上高は同10%増の1,945億円、営業利益は7億円から52億円に拡大した。このうち半導体事業の売上高は同26%増の893億円となった。営業損益は94億円改善し、65億円の黒字となった。
2020年度通期の全社業績は、売上高が前年度比9.9%減の3兆543億7,500万円、営業利益は同20.0%減の1,044億200万円、純利益は前年度から2,286億1,400万円改善し、1,139億8,100万円となった。
デバイス&ストレージソリューション事業の通期業績は、売上高が同4.6%減の7,113億4,300万円、営業利益は同6.5%減の125億4,900万円となった。半導体の売上高は同5.9%増の3,133億円、営業利益は137億円で前年度から10倍増となった。