東芝デバイス&ストレージは2021年3月10日、加賀東芝エレクトロニクス(加賀東芝)構内に、300mmウエハ対応製造ラインを導入し、生産能力を増強することを決定した。同製造ラインは、2023年度上期に稼働開始予定。今回、同社の既存建屋における200mmウエハ対応のクリーンルーム内に、300mmウエハ対応の製造ラインを敷設し、低耐圧MOSFET、IGBTの生産能力を増強する。
同製造ライン以降の投資計画は、市場の動向を見ながら順次決定する。なお、株式会社ジャパンセミコンダクター大分事業所におけるパワーデバイスを含むディスクリート半導体の生産も引き続き拡大していく。