米Apple社は2021年3月11日、独ミュンヘンに半導体の設計・開発拠点(European silicon design center)を新設することを発表した。今後3年間で10億ユーロ(12億米ドル)以上の投資を行う。
新施設は同市中心部近くに置かれ、面積は3万m²で、2022年から入居をはじめる。Appleでは同市で約1,500名の半導体設計関連技術者を抱えているが、彼等を新施設に集約するほか、新たに数百名を雇用する。5Gを含む無線用の半導体とソフトウエア開発の欧州での中心とする。