セイコーエプソンは、1月28日「Epson 25 第二期中期経営計画」において、同社ロボティクスソリューションズ事業の商品ポートフォリオの適正化を行い、よりエプソンの強みが発揮できる分野へ経営を集中させることを目的として、ICテストハンドラ事業を、総合商社である兼松へ売却することを発表した。

兼松は今後、新たに100%出資の子会社を設立し、2021年4月に事業譲渡手続きを完了させ、新会社でエプソンの生産、販売体制を承継して事業を開始していくと予定を立てている。エプソンによると、ICテストハンドラーの収益は30〜40億円程度としている。