GNC letter
GNCレター
ルネサス エレクトロニクスと中国の自動車メーカである第一汽車集団有限公司は2020年12月26日、同年12月1日付けで中国・吉林省長春市にインテリジェント運転開発プラットフォーム共同研究所を設立したことを発表した。 この共同研究所は、インテリジェント運転システムの為の独自の開発プラットフォームの構築を目指す一汽集団が、自動運転、インテリジェントコクピット、パワートレイン、ボディ制御などの車載電子制御システム(ECU)を両社で共同開発することを目的に設立された。共同開発したソリューションの第一弾は、一汽集団の主力ブランドであるHongqi(紅旗)に適用する。 一汽集団は、次世代インテリジェントカーの開発を目指し、車載CPUをベースに、インテリジェントな運転開発プラットフォームを構築し、独自の開発能力を継続的に強化している。一方、ルネサスは車載用マイコンRH850やR-Car SoCなどのデジタル製品と、パワーデバイス、パワーマネジメントICなどのアナログ製品をベースとして、機能安全やセキュリティなどの車載要件を満たす包括的なソリューションを一汽集団に提供し、一汽集団のHongqiに向けて、プラットフォームの共同開発に取り組んでいく。 ルネサスは、2006年以来、中国の代表的な自動車メーカである一汽集団グループと長期的な技術協力関係を築いている。
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