AGCのグループ会社であるAGC エレクトロニクスは、今後EUV露光用のフォトマスクブランクスの供給体制を大幅に増強すると発表した。2020年10月より工場建屋の拡張工事を開始し、2022年より増強分の生産を開始する予定。

AGCでは、IoT、AI、5Gといった技術が本格的に普及することを見据え、今後EUV露光プロセスを経た半導体チップがより市場を拡大すると判断したと見られる。

今後、AGCではガラス材料からコーティングまでを一貫して生産できる唯一のメーカーとして、2025年には売上高400億円、シェア50%を目指していくという。