韓国Samsung Electronics社は2020年6月1日、平澤(Pyeongtaek)工場のNAND型フラッシュメモリ生産能力の増強計画を発表した。平澤のLine2(第2工場サイト)にV-NAND型(3D)フラッシュメモリの新生産工場を2020年5月に着工した新工場において、2021年後半に7nm以降の最先端プロセスによる量産開始を計画している。
2020年2月には同工場においてEUVシステムを採用したファンドリ用製造ライン(V1ライン)の稼働を開始、7nmプロセスの製造を行っている。
5nmプロセスについても2020年後半に華城(Hwaesong)工場で量産立ち上げを行った後、平澤を中心に本格量産を展開する計画である。