米Texas Instruments(TI)社は2022年12月6日、300mmウェーハ対応のLFab工場(米ユタ州Lehi)で製造を開始したことを発表した。LFabは2021年に米Micron Technlogy社から買収したもので、同社としては2つ目の300mmウエハ対応工場となる。Mciron ではNAND型フラッシュメモリの製造を行っていた。TIは買収後、30億〜40億米ドルを投資し、組込型プロセサ、DSPなどの製造工場への転換を行っていた。
LFabはクリ—ンルーム面積は27万5,000ft²。60nmと45nmプロセスで生産を行い、フル稼働時の生産能力は月産10万枚を計画している。