独半導体大手 Infineon Technologies社は2023年2月16日、ドイツのドレスデンでアナログ、パワーデバイスの製造を行う300mmウェーハに対応した新工場に着工したことを発表した。新工場での製造開始は2026年秋を計画している。完成後はオーストリアのVillach工場との一体運用を進めていく。
ドイツの連邦経済省と気候変動対策(BMWK)は、EUによる検査の完了を待たずに、今回の着工を承認しており、計画より前倒しでの開始となった。
同社は新工場に対して50億ユーロの投資を予定しているが、欧州半導体支援対策の対象企業としての支援(助成金)を受けるほか、10億ユーロを超える公的資金の導入も見込んでいる。