経済産業省の西村康稔大臣は、10月16日に菊陽町のJASM熊本工場を訪れ、急ピッチで建設が進む同地を視察した。大臣は「人材育成や確保に向けた九州全体の取り組みを応援したい」と強調し、JASMの視察の他には熊本県の蒲島知事や熊本大学のトップとも会談を行った。

大臣視察の中で、JASMは工場の完成予想図を公開した。工場は地下2階、地上4階建ての鉄骨鉄筋コンクリート造りとなっており、他にはオフィス棟も建設されるという。

現在は1,000人の人員が投入されて、基礎工事が終わり構造工事が始まったところまで建設が進んでいるが、今後は通常は2〜3年かかる工事を1年半で終えるために最大4,000名もの作業員が投入されるという。