半導体受託生産最大手、台TSMCは2025年4月10日、2025年4月の売上高を発表した。

売上高は前月比22.2%増、前年同月比48.1%増の3,495億6,700万台湾ドルとなった。また、2025年1月~4月)の売上高は前年同期比43.5%増の1兆1,888億2,100万台湾ドルとなった。

引き続きAIサーバー向けを中心に販売していると見られ、好調だった前月と比較しても、大きく売上を伸長させている。2025年4月2日には、米国が各国に世界共通関税と相互関税を課すことを発表したが、現時点では半導体、半導体製造装置、スマートフォン等は相互関税の対象からは除外されており、TSMCの顧客においても、動きに大きな変化は無いと見られている。