ON Semiconductor社は2020年8月8日、2020年度(2020年12月期)業績を発表した。同期売上高は12億1,350万米ドルで、前年度同期比10.0%減、前期比は5.0%減となった。営業利益は4,210万米ドルは前年度同期比では72.8%減だが、前期化は131.7%増となった。純損益は140万ドルの損失。前年同期からは1億220万米ドルの悪化、前期と比較すると赤字幅は10分の1に圧縮されている。設備投資額は7,330万米ドルで、前年度比約50%に圧縮されている。
事業部門(Business Unit)ごとの売上高比率は、インテリジェント・センシング・グループ(ISG)が14%、アドバンスド・ソリューション・グループ(ASG)が35%、パワーソリューション・グループ(PSG)が51%となった。地域別構成比率は、アメリカ13%、日本を除くアジアが68%、欧州12%、日本8%。アプリケーション別売上高は、自動車が3億2,700万米ドル、コンピューティングが1億5,800万米ドル、コンシューマが1億2,570万米ドル、産業/防衛・航空関連が3億4,780万米ドル、通信が2億5,490万米ドル、通信(有線・ネットワーク含む)が2億5,490万米ドルとなった。
20年度第3四半期については、売上高が12億〜13億3,000万米ドル、粗利益率は32.0〜34.0%と予想している。