半導体製造装置大手、米Applied Materials(AMAT)は2026年2月12日、2026年10月期第1四半期(2025年11月~2026年1月)の決算を発表した。売上高は前年同期比2%減の70億1,200万ドル、GAAPベースの純利益は同71%増の20億2,600万ドルとなり、減収増益となった。

部門別の売上高は、半導体システムが同8%減の51億4,100万ドルで、内訳としてはファウンドリ・ロジック他が62%、DRAMが34%、フラッシュメモリが4%であった。そのほか、アプライドグローバルサービスが同15%増の15億5,900万ドル、その他が同44%増の3億1,200万ドルとなった。

同社のCEOを務めるGary Dickerson氏は、「Applied Materials は、AIコンピューティングへの業界投資の加速に支えられ、第1四半期に力強い業績を達成した」とし、「より高性能で省エネルギーな半導体への需要が、先端ロジック、HBM(高帯域幅メモリ)、先端パッケージングの高成長を牽引している」と述べた。AIブームを背景に、高利益率の装置が売上構成比で増加した結果として、増益に繋がったとみられる。

また、GAA向けに販売開始した新製品「Viva」、「Sym3 Z Magnum」、「Spectral」は利益率が非常に高く、かつ競合が少ないため、全体の利益率を押し上げたものと見られる。このほか、200mm装置のセグメント移管やサプライチェーンの改善によるコストカットも増益に寄与したものと見られる。

同社は2026年第2四半期の業績予想についても発表。売上高を76億5,000万ドル±5億ドルと予想した。これは市場予想の70億3,000万ドルを上回るものである。Dickerson氏はAIコンピューティングに欠かせないHBM向けの需要を主要な成長要因として挙げ、「当社の半導体製造装置事業は暦年ベースで20%超の成長を見込んでいる」と述べた。