2024年9月10日、大手半導体製造装置メーカのAIメカテックは、海外の大手半導体メーカからウエーハの仮接合/剥離装置を大口で受注したことを発表した。受注金額は120億円に上る。

AIメカテックは2022年に東京応化工業から装置事業を譲渡されたが、その中に仮接合/剥離装置も含まれていた。現在はAIメカテックの仮接合/剥離装置と東京応化工業の接着剤を一体で開発出来ることを強みとしている。

AIメカテックでは、2023年6月と12月にも大手OSAT企業から仮接合/剥離装置を大口受注したことを発表しており、同社のプロセスは幅広く評価されていると見られる。

2024年2月には、仮接合/剥離装置が好調なことから、AIメカテックの龍ケ崎事業所に20億円の設備投資を行い、生産能力の増強を図ることを発表している。

出典:AIメカテック IRニュース