米国の半導体大手、Micron Technologyは12月20日、2024年度第1四半期の業績を発表した。これによれば、9月~11月の売上高は前期比17.8%増、前年同期比15.7%増の47.3億ドルを記録し、市場予想の45.4億ドルを上回った。調整後の粗利益率も+0.8%と市場予想の-1.8%を上回り、回復の兆しがはっきりとみられる。

また、第2四半期の売上高見通しは市場予想の49.9億ドルを上回り、51億ドル~55億ドルとなった。同社はパソコンやモバイル機器向けなどの半導体供給が来年上半期に通常の水準に戻る見通しを示しており、フラッシュメモリとDRAMの需要は来年も改善すると予想している。また、同社にとって最も収益性の高いAI向けの高帯域幅メモリ(HBM)については、2024年度に数億ドル相当の売上を見込んでおり、2025年度も売り上げが伸び続けると予想している。

同社のサンジャイ・メロトラCEOは「AIソフトウェアの開発に役立つデータセンターで使用される高価なメモリへの需要が旺盛である」とし、「当社のビジネス基盤は2024年を通じて改善し、レコード業界のTAMが2025年になると予測されている」と、今後の前向きな見通しを示した。