国内半導体製造装置大手の芝浦メカトロニクスは、2023年8月22日、同社の筆頭株主である東芝と、東芝の子会社であるニューフレアテクノロジー、東芝保険サービスの3社が芝浦メカトロニクスの発行株式の約15%に当たる70万3,500株(175億円)を売却することを発表した。

ニューフレアテクノロジーは芝浦メカトロニクスと2017年から資本提携も結んでいたが、今回併せて解消することとなった。しかし、半導体分野での業務提携は継続する。

また、芝浦メカトロニクスでは、今回の3社による株式売り出しに伴い、株式の需給バランスが崩れることから、137,200株(36億円)を上限とし、自社株買いを実施することを発表している。