ディスコは2022年10月20日、2022年度第2四半期(2022年7月〜9月)及び、上期(2022年4月〜9月)業績を発表した。同期の売上高は795億3,200万円で、前年度同期比17.3%増、前期比33.1%増となった。営業利益は332億7,800万円で、前年度同期比35.8%増、前期比54.1%増。純利益は246億3,300万円で、前年度同期比36.8%増、前期比53.6%増となった。半導体量産用途向けに減速感は見られるが、パワーデバイス製造用途などが好調で、高水準を維持している。
製品別装置売上構成比率は、ダイシングソーが40%、グラインダーが21%、周辺加工装置が4%、精密加工装置全体では65%。ダイシングブレードなどの精密加工ツールが21%となった。地域別構成比率は日本10.5%、アメリカ9.3%、アジア72.8%(シンガポール10%、台湾18%、韓国10%、中国34%、その他1%)、欧州7.4%となった。
2022年度上期の売上高は前年度同期比20.0%増の1,392億8,100万円、営業利益は同37.3%増の548億7,000万円、純利益は同42.3%増の406億7,300万円となった。