米Micron Technology社は2022年9月29日、2022年8月期第4四半期(2022年6〜8月)および通期の業績を発表した。
第4四半期の業績は売上高が66億4,300万米ドルで、前年度同期比19.7%減、前期比23.1%減となった。営業利益は15億2,100万米ドルで、前年度同期比48.5%減、前期比49.4%減、純利益は14億9,200万米ドルで、前年度同期比45.1%減、前期比43.2%減となった。
このうちDRAM売上高は48億900万米ドルで、前年度同期比21.0%減、前期比23.3%減。NAND型フラッシュメモリ売上高は16億8,800万米ドルで、前年度同期比14.4%減、前期比26.2%減となった。売上量はDRAMが前期比約10%減、NAND型フラッシュメモリは前期から20%台前半のダウンとなった。
2022年8月期通期業績は、売上高が前年度比11.0%増の307億5,800億円、営業利益は同54.4%増の97億200万米ドル、純利益は同48.2%増の86億8,700万米ドルとなった。DRAM売上高は同11.7%増の223億8,600万米ドル、NAND型フラシュメモリ売上高は同11.5%増の78億1,100万米ドルとなった。
通期設備投資額は同20.3%増の120億6,700万米ドルとなった。
2023年8月期第1四半期(2022年9月〜11月)売上高は42億5,000万米ドル±2億5,000万米ドルを予想している。メモリ市況の悪化に対応するため、同社ではDRAMの生産調を発表した。さらに23年8月期の設備投資額を前期から3割以上少ない80億米ドル程度にするとの計画を明らかにした。