SEMIと日本半導体製造装置協会(SEAJ)は2022年9月7日、共同集計している世界半導体製造装置市場統計(WWSEMS:Worldwide Semiconductor Equipment Market Statistics)の2022年第2四半期(2022年4月〜6月)の世界半導体製造装置販売額を264億3,000万米ドルと発表した。前年同期比6%増、前期比7%増となった。
地域別では東アジア地域では台湾が前年比32%増と大幅に成長したが、中国は同20%減、韓国は同13%減と悪化に転じた。また、日本市場も同7%減とダウンを記録した。

中国は、前年が好調だったことや、スマートフォンやタブレットなどの消費者向けの半導体需要が弱まったことやそれに伴うインフラの設備投資抑制によるものと見られる。また、韓国ではメモリ市況が悪化したことによって、主要メモリ企業であるSamsungやSK Hynixが投資を弱めたことが原因の落ち込みと見られる。

その一方で、欧米市場は、北米が同57%増、欧州が162%増と急拡大を遂げている。

好調の要因として北米では、バイデン政権のもと、半導体製造の強化が進められていて、IntelやTexas Instruments、Micronといった企業が積極的な投資が行われている。また、欧州では、パワーデバイスを始めとした、車載半導体メーカーが多く、STMicroやInfinionといった欧州メーカーを中心に積極的な設備の拡張が進んでいる。