米国半導体工業会(SIA)は2022年8月1日、2022年6月の世界半導体売上高(3カ月移動平均)および2022年第2四半期(2022年4月〜6月)売上高を発表した。
2022年6月の売上高は508億2,000万米ドルで前年度同月比13.3%増、前月比1.9%減となった。前年同月比が15%を下回るのは2021年2月以来、前月比も2022年2月以来のマイナスとなった。半導体市場の成長ペース鈍化が現れている。
地域別売上高は、アメリカが120億9,000万米ドルで、前年同月比29.0%増、前月比0.9%減。欧州が43億9,000万米ドルで、前年同月比12.4%増、前月比1.1%減。日本が41億米ドルで、前年同月比16.1%増、前月比0.7%減。中国は165億4,000万米ドルで、前年同月比4.7%増、前月比2.8%減。その他地域は137億米ドルで、前年度同期比11.9%増、前月比2.3%減。
2022年第2四半期の世界半導体売上高は1,525億米ドルで、前年同月比13.3%増、前四半期比0.5%増となった。