東京エレクトロンは2022年2月10日、2022年3月期第3四半期(2021年10月〜12月期)業績を発表した。全社売上高は5,064億円で、前年度同期比73.6%増、前期比5.4%増となった。営業利益は1,560億円で、前年度同期比2.5倍増、前期比17.5%増。純利益は1,100億円で、前年度同期比2.3倍増、前期比10.2%増となった。

事業別では、半導体製造装置事業(SPE)の売上高は4,888億円で、前年度同期比84.9%増、前期比4.5%増となった。営業利益は1,705億円で、前年度同期比2.5倍増、前期比11.4%増となった。サービス、パーツ、中古装置などのフィールドソリューション事業の売上高は1,133億円となった。

地域別売上高は、日本631億円、北米768億円、欧州170億円、韓国930億円、台湾874億円、中国1,322億円、東南アジア・他が189億円となった。
新規装置売上高(3,754億円)のアプリケーション別構成比率はファンドリを含むロジックが50%、不揮発メモリが19%、DRAMが31%となった。
FPD事業の売上高は176億円で、前年度同期比35.5%減、前期比39.7%増となった。営業利益は19億円で、前年度同期比29億円減、前四半期の7億円の赤字から黒字を回復した。

2022年通期の見通しは、全社売上高が前年度比39.4%増の1兆9,500億円、営業利益は同77.8%増の5,700億円、純利益は同71.3%増の4,160億円を予想している。
SPE事業の売上高は同43.7%増の1兆8,900億円、FPD事業の売上高は同28.3%減の600億円を予想している。