読売新聞は、政府は半導体の競争力を高めるために、九州にある8つの高等専門学校（高専）を対象とし、2022年度中に半導体の製造や開発に関する教育課程を新たに盛り込む方針を固めたと報じた。

TSMCが工場建設を開始した熊本をはじめ、福岡、長崎、大分、宮崎、鹿児島の6県にある8高専を半導体技術の専門教育を受けられる人材育成の拠点として整備し、半導体の専門人材の裾野を広げる狙いがある。

具体的な内容は九州経済産業局が、半導体関連企業や文部科学省、独立行政法人国立高等専門学校機構とも連携して内容を詰めていくとしている。