韓国SK Hynix社は2021年12月22日、同社による米Intel社のNAND型フラッシュメモリおよびSSD事業の買収について、中国当局(State Administration for Market Regulation :SAMR))の承認が得られたことを発表した。これにより今回の買収に関しては、全ての国の承認が得られた。
これにより、SK Hynixは、買収に向けた具体的な準備を開始する。
まず、総額70億米ドルで、IntelのSSD事業(関連IP、関連従業員含む)、中国・大連工場(従業員含む)を取得する。
2020年10月に発表した当初計画では、2021年後半に政府の承認を得た後、SSD事業、大連工場を取得。2025年3月には約20億米ドルでNAND型フラッシュメモリ全体の取得、買収を完了させることになっていた。今回の中国当局の承認により、買収スケジュールの大きな変更は回避されることになった。