米Analog Devices(ADI)社は2021年11月23日、2021年10月期の第4四半期(2021年8月〜10月)及び通期(2020年11月〜2021年10月)業績を発表した。第4四半期業績は、売上高が前年度同期比53.3%増の23億4,000万米ドルとなった。管理費、減価償却費が前年度から倍増し、設備投資額も前期比51.5%増の1億8,080万米ドルに拡大したことから、利益面は大幅な低減となった。営業利益は同78.6%減の9,900万米ドル、純利益は同80.4%減の7,570万米ドルとなった。
応用分野別売上高構成比率は、産業向けが50%、自動車向けが19%、通信向けが15%、コンシューマ向けが15%となった。
2021年10月期通期業績は、売上高が前年度比30.6%増の73億1,800万米ドル、営業利益は同15.3%増の16億9,200万米ドル、純利益は同13.4%増の13億9,040万米ドルとなった。
応用分野別売上高構成比率は、産業向けが55%(売上高前年度比34%増)、自動車向けが17%(同60%増)、通信向けが16%(同1%増)、コンシューマ向けが12%(同35%増)となった。
通期設備投資額は前年度比倍増(107.9%増)の3億4,370万米ドルに拡大した。
2022年10月期1四半期は売上高を26億米ドル±1億米ドルを計画している。