米GlobalFoundries(GF)社と米Ford Motors社は2021年11月18日、Fordおよび米国自動車産業への半導体供給を強化するため、米国における半導体の製造および開発での戦略的提携について覚書(non-binding agreement )を締結したことを発表した。
自動運転、先端運転支援システム(ADAS)、バッテリ駆動システム、車内/外部とのネットワークシステムなどを含む自動車用次世代半導体の共同開発を進める。また、共同生産についても今後検討していく。Fordは半導体メーカと生産分野でも提携し、供給の安定化を図る事が狙いと見ている。
また、フォードは今月10日にNASDACに上場を果たし、時価総額がすでに13兆円を超えているEVのピックアップトラックメーカーであるLivianにも出資するなど、今後のEV化を見据えて戦略を立てている。
尚、日本の半導体メーカでは、ルネサス エレクトロニクスに、トヨタ自動車、デンソーが出資している。