キオクシアは2021年11月12日、2021年度第2四半期(2021年7月〜9月)の業績を発表した。同期売上高は前年度同期比21.7%増の4,005億円となった。前四半期比21.5%増となり、四半期の売上高としては過去最高となった。出荷量は前期比で10%台後半の成長、販売価格は前期から1%台半ばの上昇となった。
営業利益は前年度同期の約4倍にあたる708億円に拡大、前四半期比でも122.2%増となった。純利益は447億円で前年度同期から5.6倍増となった。前四半期比で263.4%増となっている。
市場動向については、以下のような見通しを示している。データセンタSSD、エンタープライズSSDは堅調に推移、クライアントSSDは需要は堅調だが、部品不足によりPC生産の生産調整が発生しており、下振れ要因となるとみられる。スマートフォンは落ち込みから回復、中長期的には成長が続くとみている。NAND型フラッシュメモリの中長期的な市場動向の見方については、大きな変化はないとしている。