米国半導体工業会(SIA)は2021年7月6日、2021年5月の世界半導体売上高(3ヵ月移動平均)を発表した。

同月の世界半導体売上高は436億1,000万米ドルで、前年同月比26.2%増、前月比4.1%増となった。この数字は世界半導体出荷統計(WSTS)の数字を基にしている。同統計は米国の半導体企業の98%が、米国以外の半導体企業の3分の2以上が統計に参加している。

SIAのJohn Neuffer会長は「全地域で半導体市場は拡大を続けており、21年5月は半導体出荷量も過去最高となった」とコメントしている。


地域別売上高はアメリカが89億米ドルで、前年同月比20.9%増、前月比5.9%増。欧州は37億8,000万米ドルで、前年同月比31.2%増、前月比1.1%増。日本は34億4,000万米ドルで、前年同月比20.4%増、前月比3.1%増。中国は売上高が155億1,000万米ドルで、前年同月比26.1%増、前月比も5.4%増となった。その他地域の売上高は119億9.000万米ドルで、前年同月比比30.9%増、前月比2.6%増となった。