SEMIは2021年5月24日、北米半導体製造装置企業の2021年4月売上高を発表した。同月の売上高は34億950万米ドルで、前年同月比49.5%増、前月比4.1%増となった。2021年1月以降4ヵ月連続で30億米ドルを上回る売上高で、2020年12月から5ヵ月連続で史上最高を更新している。SEMIのAjit Manocha会長は「幅広いエンドマーケットで製造装置需要は拡大しており、装置メーカーの業績も成長を続けている」としている。
個別企業の見方でも、Applied Materials(AMAT)社は2021年度第3四半期(2021年5月〜7月)売上高は前期比2.5〜9.6%増、Lam Research社の2021年度第2四半期(2021年4月〜6月)売上高は前期比12.0〜26.9%増と高成長を予測する。検査装置のトップメーカであるKLA社は2.7%減〜8.4%増と前工程の2社よりも厳しい見方ではあるが、今後の成長に期待を寄せている。