日本半導体製造装置協会(SEAJ)は2021年1月21日、日本製半導体製造装置、日本製FPD製造装置の2020年12月の売上高を発表した。
日本製半導体製造装置の同月売上高(3カ月移動平均)は1,774億2,400万円で、前年同月比0.3%減、前月比0.3%減となった。1月から12月までの合計額は前年比10.4%増の2兆2,438億7,500万円となった。前年から半導体の需要が回復したことによって、データセンタ、CPU向けの設備投資が増加したことが影響したと見られる。

日本製FPD製造装置の同月売上高(同)は471億2,200万円、前年同月比9.8%増、前月比8.0%増となった。1月から12月までの合計額は前年比18.0%減の4,123億7,100万円となった。サムスンの大型液晶ディスプレイの撤退など、韓国メーカーの液晶ディスプレイ向け設備投資の減少が影響したと見られる。