国内半導体製造装置大手のディスコは、ダイシングソーを初めとした、切断、切削、研磨といった製造装置、その消耗材のフル生産を21年の5月初旬まで継続することを一部メディアが報じた。これによって、株価は、新型コロナウイルスの不安にも負けず、12月30日に年初来高値を更新した。ディスコの2020年の株価は、新型コロナウイルスによる世界的な株安時に記録した17,960円から倍増し、12月30日には34,750円に達していた。

ディスコは直前の第2四半期においては、過去最高の四半期売上を記録しており、今後の業績の見通しも明るいと投資家が判断した模様である。